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2008/09/29

El alba del alquimista

 『劇団風』さまの公演『錬金術師の夜明け』を観てまいりました。
 計三回の公演中、二回目と三回目を観る機会に恵まれました。
 
 

08_0928_001

 
 物語の舞台は、Yew地方の森の中にある一軒家。
 そこにはひとりの男が住んでいました。
 
08_0928_002 
 
 男のなりわいは錬金術師。
 漠然とした目的の元、日夜孤独な研究にいそしんでいました。
 
 ある日、女が彼の工房に転がり込むまでは…。
 
 
 
 
 
 
08_0928_003 それ以来度々訪れるようになった女。
 何時しかそれを楽しみになる男。
 この「非日常」は永遠に続くかと思われました……。
 
 
 しかし……。
 突然、女は突拍子もないことを言い出したのです。
 
 「錬金術で花畑を作って欲しい」と。
 
 金を作るという漠然とした目標しか持っていなかった男は戸惑い。
 不器用な彼は、彼女が喜ぶ答をつむぎだす事ができませんでした。
 その場を辞した彼女に、次こそはいい返事をしようと思う彼でした……が。
 
 
 
 それ以来、彼女が尋ねてくることはありませんでした。
 
 
 
 ふとした弾みで、女の身に起きた不幸を知る男。
 彼の心と目標がひとつになった瞬間。
 そう、ようやく彼は「真の錬金術師」としての第一歩を踏み出したのです。

 
 
08_0928_004 「無」から「生」を生み出す、その途方もない研究は永遠に続くかと思われました。
 
 しかし、男は見事に成し遂げたのです。
 
 
 
 それから男は工房をたたみ、街へと向かうのでした。
 人の願いを叶えることに喜びを見出せたから。
 
 
 
 
 彼の傍に寄り添う「誰か」の姿を見た人がいたかどうかは……秘密にしておきましょう。
 
 
 
 
 前々回公演の『フレンズ』もとてもよかったのですが、今回の公演は甲乙つけがたいほどです。
 『風』の皆様、今回もステキなひと時をありがとうございました♪
 次回公演も楽しみにしています!

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